もともと一人暮らしをされていましたが、持病悪化で入院、退院後は施設での暮らしをご希望でしたがインスリン注射の管理等があるためなかなか決まらなかったとのこと。 当施設では食事療法を中心に体調管理に努め、また、訪問診療では細やかなアドバイスを受けられています。徐々に体調が安定しデイサービスにも元気に通われています。

持病の悪化があり老人保健施設を退去しなければならなかった方。末期がんのため受け入れ施設が見つからないとお困りでした。ご家族にとって、看取りは辛いもの。 安心して最期を迎えてもらうにはどうしたらいいか、時間をかけて話し合いました。さまざまな情報提供もさせていただいたところ、イメージがつかめたと感謝の言葉をいただきました。

嚥下機能の低下により点滴と吸引が必要なため、退院後の受け入れ施設がありませんでした。「できれば口から食べて欲しい」というご家族の思いもあり、 当施設では食べられるように形態を考え、好みをお聞きして、おいしく食べていただけるよう工夫しました。 また、栄養等の管理と嚥下訓練を行なっています。いまでは点滴は必要なくなり、笑顔が増えて会話を楽しんでいらっしゃいます。